携帯からスマホへ

携帯からスマホへ

携帯からスマホへ ホームページの見え方が、ブラウザーを変えただけで、全く違ってしまうという経験をされているPCユーザーは大変多いと思います。
携帯とPCとで違ってくるのは、画面の大きさなので、おおよそ理解できます。
しかし同じPCで、インターネットよりもGoogleやアンドロイドの方が、若干画面が縮んだように映ってしまうのに、facebookのようなSNSにページ移動したら、正常に見えるというのは、どういったテクニックなのだろうと疑問に感じつつ、未だ解明できずに苦しんでいるWEBデザイナーの方がいるなら、失礼ながら、少々世間を知らなすぎと言わざるを得ません。
実はGoogleは、早くからスマートフォン対応の画面に切り替えたからなのです。
facebookはスマートフォンにもPCにも、携帯にも、ブラウザーに関係なく同じ見え方をするように、最適化されたサイトをアップしているので、普通に見えるのです。
今やスマートフォンユーザーは、若者のみならず、PCが苦手と言われ続けた中高年から高齢者にいたるまで爆発的に利用者が増えているのです。
今後もこの傾向は続くと見られていますので、多くの企業がホームページ制作を進める際には、必ずスマートフォンを意識した解像度で制作もしくは最適化をはかっています。
かつて携帯が庶民の間で飽和状態にいたるまで普及していったときは、「PCはいずれ廃れ、世の中は携帯文化へと移行していくであろう」と未来予想図を描いていた専門家も数多くいましたが、この予想図は見事に間違っていました。
確かに携帯はコンパクトですから、手軽にどこへでも持ち運びできるし、必要に応じて電話にも、インターネットにもつなげる事ができます。
大変便利な生活必需本です。
某企業のアンケートで、「もし無人島に持っていくとしたら、何を持っていきたいか」というものがありました。
ほとんどの若者が「携帯電話」と答えていました。
中には「携帯電話がなかったら死ぬ」と極端な答えをする少年少女もいて、世の大人達を嘆かせたものでした。
しかし世の多くのネットユーザーは、やっぱり携帯よりもPCで画面を見るという選択をしています。
ツイッターが大流行になり、スマートフォンが世にではじめると、「小さなPC」であるスマートフォンに、PCユーザー、携帯ユーザー共にどどっと流れていきました。
スマートフォンは町でも、PCもサービスを満喫したいというユーザーにすぐ受け入れられ、WEBサイトを家ではPCで、家の外ではスマートフォンで、というように使い分けがされるようになりました。
したがって、これからWEBデザイナーをめざすなら、スマートフォンにも対応できるWEBサイト制作をめざすべきです。
実際スマートフォンの普及を新たなビジネスチャンスの到来と位置づけている企業が圧倒的に多く、すでにスマートフォンに最適化されたWEBサイトがどんどん作られているのですから、時代に乗り遅れる事無く、頭のスイッチをさっさと切り替えてしまいましょう。
正直いって、もはや遅いくらいなのです。